| そば粉 | 
                      
                      
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                        玄蕎麦:そばの実、乾燥して脱穀したもの。 丸抜き:殻のみをむいた実の部分(写真の見本は茶色ですが、新鮮なそばの甘皮は淡い緑色) | 
                      
                      
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                        一番粉:そばの実の芯の部分(胚乳)の粉で、色は白く、ほとんどがでんぷん質で、     香りに乏しく、粘りもない。極めてつながりにくい。 
                        二番粉:中層粉、香りや味にすぐれ、栄養価も高い。(二番粉以下が標準粉) 
                        三番粉:ニ番粉をさらに製粉し、表層部から挽き出される粉で、色も香りも二番粉より強い。     そば本来の風味は一番すぐれ、栄養価も高いが甘皮まで挽きこんでいるため繊維質が多く、     食感はやや劣る。 | 
                      
                      
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                        やぶ粉:甘皮のついたまま粉にしたそば粉(東京でよく使われているそば粉) 
                        打ち粉:そばの実の芯の粉。色は白く、そばとしての風味は希薄。 | 
                      
                      
                          成分と栄養 
                         
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                         小麦粉や米と比べて、特に鉄、ビタミンBを多く含む。 その他の成分としてルチンが含まれる。このルチンは血圧を下げる作用があることがわかっている。 | 
                      
                      
                        | そば粉が風邪をひくと言うこと | 
                         製粉の際に胚の部分も一緒に挽きます。杯にはリパーゼ、アミラーゼ、フロテアーゼなど各種の酵素が含まれその作用が強いので、変質しやすい。この変質することを「風邪をひく」と言う。 |